アルフェ - チェロ用エンドピンの効果とは
響きが多いホールに有効なアルフェエンドピン
音が床に伝わるということは、音そのものは大きくはなりますが、その反面、焦点が絞られるのではなく散ってしまうという弱点があります。
発した音がきれいに響いてくれればいいのですが、ボヨーンと床に伝わって、いくら大きくても聞こえにくい音になってしまうのです。
アルフェエンドピンの素材は振動(微振動)がすぐに止まる特殊合金の新素材ですので、ホールにもよりますが、響きが多い空間でアルフェエンドピンを使うと、振動(微振動)が止まることによって、つまり余分に振動が伝わって行かない分どこかで共振して雑音を拾ってきたりすることがなくなるので、締まった音、純粋に楽器の音だけになります。
たいていの今のホールは空間が響きますので、一番響いて伸びやかなところは演奏者が自分で伸びやかにすることができますが、細かい音は通らないことが多いのです。ここにアルフェエンドピンが有効性を発揮します。
細かい音がクリアに聴こえるようになるのです。
プロが認めるアルフェの効果
林 裕(はやし ゆたか)
チェリスト
トルトゥリエが曲がったエンドピンを発明して以来多くのエンドピンが開発されました。
トルトゥリエ・エンドピンにはできるだけ楽器を水平に近い状態にして音を上に飛ばして響かせることができる、というのが利点がありますが、
東洋人の体格では使いこなしにくいというのも事実です。
トルトゥリエ・エンドピンの場合はエンドピンの先端から楽器の頭まで直線を引くと、楽器がその線よりも上にあります。
この状態では楽器が回転しやすいのですが、アルフェエンドピンを使うと、エンドピンの先端から楽器の頭まで引いた一直線よりも楽器が下にあり、楽器がぶら下がった状態でとどまろうとします。
楽器がぶら下がっていてくれれば弦が常に上を向き続けるということなので、その状態で弦がこすることができればベストといえます。
こすった方向に楽器が寄って行こうとするので、より摩擦が多くなります。
これは発音するにはすごく有効で、弓をちょっと動かしただけでもすぐ反応してくれるような感覚があります。
実際に使用すると、支え方が別世界です。グランドピアノを弾いているような感じで、楽器が動きません。
なので、ヴィブラートをすると、これまでいかに楽器を支えることに力を使っていたかを実感できます。アルフェエンドピンで弾くと自然に左手を振っただけでヴィブラートがよくかかるんです。
イナズマエンドピン®は二度曲げる構造で楽器が安定しているので重みを楽にかけて、その状態のまま左手を振ればいいだけという感じになり、シフティング(ポジション移動)もおさまりやすくなります。
林 裕(はやし ゆたか)
東京芸術大学を卒業。日本音楽コンクール第一位、黒柳賞を受賞。アフィニス文化財団、ローム音楽財団の奨学生として、フライブルク音楽大学院を首席修了。
青山音楽賞、松方ホール音楽賞大賞、兵庫県芸術奨励賞、名古屋市民芸術祭審査員特別賞、神戸市文化奨励賞、神戸灘ライオンズクラブ音楽賞などを受賞。
「Cellist=Composer・Collection」に対して、名古屋音楽ペンクラブ賞、大阪文化祭賞グランプリ、音楽クリティッククラブ賞本賞、文化庁芸術祭新人賞を受賞。平成25年度文化庁芸術祭賞優秀賞。
ソリストとしての起用も多く朝比奈 隆氏との共演は絶賛を博した。また兵庫県芸術文化センターシリーズの年間支持率No.1になった。CD「SOLO ist」にシュタルケルが賛辞を寄せた他、レコード芸術の特選盤になった。
元大フィル首席奏者。いずみシンフォニエッタ大阪のメンバー。
沖縄県立芸術大学教授、神戸女学院大学非常勤講師。2012年泉の森コンクール審査員。
公式サイト:http://yutaka-hayashi.vc/
ご使用いただいたお客様からのお喜びの声
-
自分が追い求めていた安定して楽器を支える奏法を手に入れました
アルフェエンドピンは楽器から放たれた振動が逃げず、余分に共振しないため楽器本来の音に近づきます。
良く響くホールなどで、細かい音をクリアに伝えるのにも一役買っています。
また、剛性が高く、しなりにくいことで、自分が追い求めていた安定して楽器を支える奏法を手に入れました。
林 裕(チェリスト)
-
コンサート、レコーディングには手放せません
チェロエンドピン、アルフェは音をより響かせてくれるのでその良さはすぐに実感できます。
低音はより広がりを、高音はより輝きを増します。コンサート、レコーディングには手放せません。
磯部 朱美子(チェリスト)
-
自分の演奏の可能性が広がりました
夏からイナズマエンドピン®を使っています。従来のエンドピンに比べ、響きが本当に良くなりました。
演奏会のときにイナズマエンドピンを使うと「音がホールの1番後ろの席まですごくクリアーに届く」とすごく好評でした。
チェロは楽器が大きいが故に、音が篭りやすく、発音がモヤっとしがちなのですが、その欠点が、イナズマエンドピンを使うことにより解消されたと思います。
そして、楽器を構えるときにバランスがとりやすくなりました。弓の食い付きが良くなり、弓が弦に吸いつくようなかんじがして、すごく演奏をしやすくなりました。
自分の演奏の可能性が広がりました。これからも使用し続けようと思います。
島田 瑠萌(チェリスト)
※イナズマエンドピンは株式会社アルフェコの商標登録です。
お試しプラン
この度、アルフェの効果をより多くの皆様に実感していただくために、
一定期間お試しいただけるプランをご用意いたしました。
どうぞこの機会にお申込みください。
お申し込みの流れ
- 1.お問い合わせフォームよりお申込みください
- 2.試奏代金3,000円をお振込下さい。
- 3.実際にご使用いただきます
商品情報
|
品名 |
チェロ用エンドピン、コントラバス用エンドピン |
セット内容 |
エンドピン1本 |
価格 |
ベーシックタイプ:オープン価格
イナズマタイプ:オープン価格 |